電気炉

電気炉

用途・目的に合わせた電気炉を一台から設計・製作

搬送台車の前に据え付けられた工業用電気炉の正面

用途や目的、ご希望の仕様に合わせ、各種電気炉を一台から設計・製作します。炉体の機械設計・製作から電気設計、制御・ソフト、配線、制御・調整まで、社内の各部門が連携して対応します。

電気炉だけでなく、各種試験装置や関連する機械装置についても、ご要望に合わせた設計・製作に対応しています。

仕様を相談する

熱処理条件に合わせる4つの視点

温度だけでなく、搬送方法や保守性まで含めて構成を決めることが重要です。

現場の設置条件と処理物の形状を早い段階で揃え、設計と加工の判断をぶれなくしています。

対象物の寸法確認

重量物か試験片かを見極め、炉内寸法と搬入口の条件を整理します。

温度制御の設計

3ゾーン制御のような構成も含め、温度分布と再現性を検討します。

社内加工との連携

切断、製缶、溶接を同じ工程表で進め、仕様変更にも対応しやすくします。

据付後の扱いやすさ

扉方式や保守動線まで詰め、日々の出し入れと点検をしやすく整えます。

用途に合わせた電気炉の製作例

台車式電気炉や管状電気炉など、用途や加熱対象、温度条件、搬送方法に合わせた各種電気炉を設計・製作します。掲載している仕様はこれまでの製作例です。

大型の扉と搬送台車を備えた台車式電気炉

台車式電気炉は、重量物や長尺物などの加熱・熱処理に用いられる構成の一例です。処理物の大きさや重量、搬送方法、使用温度などに合わせ、炉内寸法や扉方式、台車構造、温度制御方法などを検討し、一台ごとに設計・製作します。

掲載している構成は製作例です。搬送台車や制御方法などは、用途やご要望に合わせて変更できます。

主な用途 重量物や長尺物の熱処理
構成の要点 搬送台車、扉方式、3ゾーン制御
重視する点 出し入れの安全性、作業性、温度分布
細長い加熱管と操作盤で構成された管状電気炉

管状電気炉は、試験片や小型部材などの加熱に使用される電気炉です。炉内寸法、使用温度、ヒーター容量、制御方法など、ご要望に合わせた仕様で設計・製作します。

以下は製作仕様の一例です。

炉心管 SSA-S φ70×φ60×1000mm
最高温度 1650℃
常用温度 1600℃

関連する製作実績

炉本体だけで終わらせず、周辺機器や試験装置まで含めた組み立てに対応しています。

(株)日本製鋼所、日鉄テックスエンジ(株)、室蘭工業大学、株式会社チノーなどへの納入実績があり、電気炉、試験装置、制御・ソフトを組み合わせた案件も扱ってきました。

厚板金属を精密に切断した部材と加工面の拡大

部材加工から炉体製作まで

薄板精密加工の蓄積を生かし、寸法管理が必要な部材づくりから炉体の組立まで一体で進めます。

産業機械のフレームを溶接している作業の手元

制御・ソフトを含む装置化

電気炉に加え、各種制御・ソフトや試験装置も社内で製作し、引き渡し時の整合を取りやすくしています。